過去の自分への手紙

(平成某年)和歌山県新宮市王子町フードセンターにて昔から
仲直りシナリオ

今アキラは(有)JPカンパニーで働いている
私たちのとあるグループだけは小学生の頃の好き勝手店の在庫を食した影響もあり
結果店は潰れた
中学2年生の頃からアキラはずっと不登校だった
皆(世話になっていたものは)明の家に月に1回ほどから年に1回ほど訪問するだけに留まっていた、ただ言葉を交わし、言葉だけのビジネスだ
黒幕は誰だろうかオロナミンCを飲んだ空き瓶におしっこを入れて笑い飛ばしていたU・H氏だろうか
小学生のころから紙のレシートにツケを手書きでシゲさんに書いてもらいレジに張ってもらっていた子供たちだろうか
あのときのニンテンドーゲームキューブはどこにあるだろうか
「裏電気工事店」のあの部屋の押し入れだろうか
物の貸し借りにずさんだった私たちは何の罪に問われるのだろうか
 結論何かの罪にも問われる可能性はある
僕は誰かが謝りに行った誰かが謝ったなどの話は一度も聞いたことはない
それも罪だ
皆あの頃からゲーム感覚なんだ
思った以上に
未成年時からタバコに酒に通信機器の身内貸借
多分契約内容にも引っかかていたはずだ
 本当に何かずっとゲームをしていた感覚だった
目の前のことひたすら信じてなんでもありの無敵状態だった
小さなギャング集団だった(今もそうかも…)
女自慢に悪さ自慢
そして自分に不利益なことは一切教えない
仲間内でのギャンブルに情報の共有
 儲けのことばかり考えていた
僕も学生のときに地元和歌山県新宮市を都会の大阪を行ったり来たり
していて故郷がどこかわからなくなっていた20代
 会うたびに話すのはお互いの近況報告
変わっていく自分達には徐々に心の壁が隔たりが出来ていくのは感じた
質問をするのも答えるのもどこか次を考えて会話をしていた
 皆純粋な神道だったのは間違いなかった
僕四年と数月の学生を経てるなかで増えていく知識でジレンマばかり感じていた(相互不信を起こし相互利益を損ねた時期もあった)
 現在28歳皆どうなっているだろうか
僕が認知している友達達はどうしているだろうか
皆忙しいのは間違いないしかしどうだろうかこのまま「もし」死んでしまったら後悔無しで死んでいけるだろうか
私はそうは思わない好き勝手に生きてきたから町内のシナリオ市民としてのシナリオを練り直す義務がある
 ITツールもある、実物の紙もある、しかし出来ることはいつだって一つだけのことなんだ
このままだと死んでも死にきれない